2023年10月16日現在、アライズの後日談エピソードの追加が決まりました!20時間くらいのボリュームとなっているみたいです。私自身はせっかく出すなら30時間くらいの超大作追加エピソードとかだったらもっと嬉しかったのですが、彼ら彼女らとまた冒険が出来るならば文句は言いますまい。
ということで、テイルズオブアライズという作品を語っていきます。
戦闘システム
爽快感のあるハイスピードな戦闘はクリアするまで楽しめました。昨今のRPGではどのタイトルでもネックになっているのがサブキャラの使い方です。戦闘に参加する人数が限られているため結局毎回同じメンバーになってしまう、昔は控えメンバーのレベルが上がらないなどさらに差別化が進む内容となっており、途中でパーティを二手に分けるイベントが始まってしまう時は阿鼻叫喚でした。アライズはブーストストライクで全キャラを戦闘に出しやすいため、全く触れないキャラみたいなのはなかったのではないでしょうか。簡単で気持ちいい演出でした。掛け合いとキャラごとの組み合わせのオリジナル技は最高でしたね。欲を言えば途中で掛け合いや技の種類が増えると嬉しかったです。かなり豪華なことを言ってるように思うかもしれませんが、テイルズオブディスティニー2は奥義ごとに秘奥義がある超豪華スタイルだったので次回にパワーアップを期待したいです。
ストーリー、演出、グラフィックなど
正直アンリアルエンジンがめちゃくちゃ良い仕事をしていたと思います。等身や戦闘の音や攻撃の重さが直に伝わる感じがしてかなり興奮しました。
綺麗な背景、キャラの造形の美しさ、素晴らしかった……テイルズはゲーム全体が明るいのでロクハチはそういうところも大好きなのです。今までもストーリーは結構闇深いものが多かったですが、今回もかなりでしたね。アルフェンの天然感がテイルズらしく暗いストーリーを明るく彩ってくれました。
ヒロインがクールツンケンはシリーズ史上初ではないでしょうか?最後は超デレでしたがなかなか良い始まりでした。パーティメンバーも大人と子供のバランスが良く一人一人味があり皆のことが好きになれました。
今までとは少し変わったチャットシステムは漫画調?っぽくなってました。今までより豪華でしたが上半身と表情だけでも充分面白かったので色々新しいことへの挑戦として感じました。
テイルズシリーズを歴代プレイしていて一番挑戦的だと思ったのはキスですね。今まで雰囲気やその後結婚みたいなのはなんとなくありましたが、直接は初めてだと思います。これはCEROの年齢別審査の対象になったりするみたいですので、今回は年齢層を上げてでも新しいファンを増やすという強い思いがあったのかと思いました。演出の表現の幅も大きくなるのでまだまだ楽しみです。
ただ一つラスボス戦で皆の顔を見て頷くというスチュは戦闘中の演出としてはかなり勿体なく感じました。あれはやらない方がいいですね、戦闘中のよそ見はかなり舐めてる上相手が可哀そうです(笑)
気になったポイントはそこだけでしたので、かなり完成度が高くかなりロクハチ好みの作品でした。
最後に
シリーズものはかなり難しいという話を聞きます。毎回新しい物語を作っていても一度辞めてしまった人が戻ってくることが少ないみたいです。歴史と反比例に先細りしてしまうという状態にあるみたいですね。悲しいです。
アライズはテイルズシリーズの新しい一歩として挑戦と新スタイルを見せてくれました。120点をあげたくなる素晴らしい出来でした。初代ファンタジアもOPに驚かされましたが、今回もOPが2つあるというスーパー演出は初代の驚きのオマージュとともに並ならぬ力の入れようを感じました。
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