新すばらしきこのせかい(クリア後感想)

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感想

ロクハチ個人としては超最高でした!

みんなにプレイしてほしい、てか絶対オススメ!やってくれ!

と心の中では思っています。実際は前作からの年月、アニメはあったがゲームとしての前作の再現の困難さ、新規に100パーセントの楽しさを伝えることは不可能であると思います。

ただそれでも充分面白いゲームではあります。補正が強いので多分ですが………(笑)

雑感想

大まかな感想を書きましたが、これには深い訳があります。しかも悪い意味ではなく、とてつもなく良い意味です。特に前作のゲーム性の再現の困難さ、いや不可能さはそれを物語っています。

前作のすばらしきこのせかいはNintendo DSソフトとしての発売でした。ロクハチがDSを買った理由もこのゲームをプレイする為だった記憶があります。スクエニの歴史の中でもかなり異質でチャレンジングなゲームで感銘を受けたことを覚えています。DSはノートPCのように上と下で閉じたり開いたりする機種で上下に画面(モニター)があります。そして左右に十字キーとボタンというスタイルです。それとは別にペンでの操作が出来るという当時にしてみればかなり個性的で新時代なデザインでした。主な使い方は上でゲーム画面、下の画面でMAPを映すというのが一般的だった記憶があります。

ただ時間が経つにつれ様々な操作方法を沢山のゲーム会社の方々が考案されていき、びっくりした例でいえばゼルダの謎を解くときにDSを閉じる(PCで表すとふたを閉じて終了状態)ことで謎が解け先に進めるなどがありました。ちなみにDSはふたを完全に閉じるとスリープモードになります。

そしてすばらしきこのせかいです。バディものでストーリーが進むため戦闘時は二人で戦いますが、上の画面に一人、下の画面に一人で別々の戦闘画面で戦うこととなります。これが難しい!だけどめちゃくちゃ楽しい!この操作感はなんか新しいゲームをしてるっ!とわくわくさせてくれました。スクエニの方々がどうやったら楽しくゲームが出来るかを沢山考えてくれたことを、ゲームへの愛を、プレイしているとダイレクトに感じさせてくれました。

ただ逆を言ってしまえばDSだからこその、指や手、目、脳の足りなさ、上を見たら下の画面が見れないボタン押してペンでスラッシュして十字きー操作してっ!うわぁ足りないーと思えるこの何とも言えない感覚を他の機種では完全再現できない、前作をプレイした方にしかわからないなぁと思いました。独自性を極めた分難しい再現性となってしまったわけです。

ですが違う形とはいえ、プレイした方はその感覚を味わうことは出来たのではないでしょうか?パーティが6人になりわちゃわちゃしてボタンの長押しと長押しの一部分だけの開放だったり、ほぼすべてのボタンを連打したり中々に忙しかったのではないでしょうか?今回の6人全員で戦えるバトルというのも凄く良いポイントでした。パーティ全員で戦闘が出来たらいいのにと色々なゲームで皆思い続けたと思います。私はいつも思っていました。昨今のゲームではかなり考慮しサブメンバーがずっと控えにならな工夫などがありまだまだこれからの進化に期待できるとおもいますが、今作のような全員出して全員で戦えー!スタイルは超お気に入りです(笑) ストーリーも今回は前作ほど難しくなく結構わかりやすかったですね。ショウカがヒロインか!と全然気づきませんでした(笑)都会で鬱屈としてる若者の考えってことだけでなく誰でも思うこの世界の感覚的な感情をストーリーにしたような感じがします。

ネクやビィト、ミナミモト皆懐かしくとても良かったです。リンドウたちも良かったのですが、前作プレイをしているとネクビィトの二人に目線がいってしまいます。14年振りなのでしょうがない。

あんまり新規層を取り込めないだけではなく昔プレイした人も続編をやっていない人が多いとの意見が出ているのを見かけました(T_T)

売り上げの想定を大きく下回っているとのこと、ただ!ただです!プレイ後の評価はかなり高く、やれば面白いというゲームなのは数字が物語っています!みなんも続編や外伝の期待を諦めず、布教活動をしていきましょう!

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